為替差損益と評価損益との関係【内閣府メルマガH30.8】
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為替差損益と評価損益との関係【内閣府メルマガH30.8】
以下、内閣府「公益法人メールマガジン 第53号」の情報ですが、
要約されていてわかりやすいため、以下に転載します。
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3. 公益法人運営のワンポイントアドバイス
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■為替差損益と評価損益との関係
昨今、恒常的な低金利水準を背景として、特に債権運用を主な収入源としてきた公益法人においては、新たな財源確保から外貨建債権等を保有するケースが増えています。
今回は、これに関連する為替差損益の会計処理と勘定科目について御紹介します。
「平成29年度公益法人の会計に関する諸課題の検討結果について」において、為替差損益については以下のとおり整理し、勘定科目の明確化を図りました。
(1)一般正味財産増減の部に計上される為替差損益
● 時価法を適用した投資有価証券に係る為替差損益
以下の評価損益等勘定科目に為替差損益を含めて計上します。
・基本財産評価損益等
・特定資産評価損益等
・投資有価証券評価損益等
● その他の為替差損益
経常収益及び経常費用に「為替差益」及び「為替差損」の勘定科目で表示
(2)指定正味財産増減の部に計上される為替差損益
以下の評価損益等の勘定科目に為替差損益を含めて計上します。
・基本財産評価損益等
・特定資産評価損益等
なお、詳細については、以下を御参照ください。
https://www.koeki-info.go.jp/pictis_portal/common/index.do?contentsKind=120&gyouseiNo=00&contentsNo=00009&syousaiUp=0&procNo=oshirasedetail&renNo=1&contentsType=&houjinSerNo=&oshiraseNo=&bunNo=&meiNo=&seiriNo=&edaNo=626&iinkaiNo=undefined&topFlg=0
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以上 公認会計士・税理士 居関 剛一