(公財)公益法人協会が計上した財政基盤安定化基金という特殊な特定費用準備資金のてん末【(公財)公益法人協会H29.8.25】
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(公財)公益法人協会が計上した財政基盤安定化基金という特殊な特定費用準備資金のてん末【(公財)公益法人協会H29.8.25】
半前ほどのブログ
(公財)公益法人協会が計上した財政基盤安定化基金という特殊な特定費用準備資金【(公財)公益法人協会H28.6】
において「特定費用準備金の本来目的とは異なるものであり、これが認められるのであれば収支相償ルールが無意味になると考えます。」と疑問を感じていることを書きましたが、今回はその続報です。
「この特定費用準備資金が認められるとしたら、収支相償ルールで困っている多くの法人にとっては朗報です。」とも書き、若干の期待も持っていたのですが、やはり難しかったようです。
内閣府から、特定費用準備資金として法律に基づく適正性に欠ける旨の指導があり、その結果、全額を取り崩して解消することになったようです。
詳しくは、以下をご参照ください。
(公財)公益法人協会「当協会の特定費用準備資金の扱いについて」
公認会計士・税理士 居関 剛一