「公益・一般法人」における実務論文の公表のお知らせ(H25.6.15)
「公益・一般法人」における実務論文の公表のお知らせ(H25.6.15)
全国公益法人協会の機関誌『公益・一般法人』2013.6.15号にて「定期提出書類の手引きにおける別表Hに関する解説の大幅な修正への対応」という題名で公益法人・移行法人実務担当者向けの実務論文を執筆させていただきました。
--------------以下、抜粋--------------
1.はじめに
3月28日、内閣府は「定期提出書類の手引き(公益法人編)」の修正版を公表し、その中で別表Hの説明の部分が大幅に修正された。前回の修正が平成22年3月31日なので3年ぶりの、しかも大幅な修正であり、さらに難解と言われている別表H、すなわち公益目的取得財産残額の計算についての修正という事もあって、非常に期待しつつ、また興味をもって修正箇所を確認していった。
しかし結論から申し上げると、不親切だと思われた説明が丁寧に書かれるようになったという修正がほとんどであり、「実質的な内容の変更」や「新しい情報」はないと思われる。法令やガイドラインなどが改正されていないのであるから、至極当然ではあるのだが、少し拍子抜けしてしまった感は否めない。
今回の執筆にあたって生じた疑問点については、内閣府に照会しながら完成させていっており、別表Hの説明について「どこが修正されたか」をひとつずつ確認していき、読者諸賢の別表Hの理解に少しでもお役に立てたら幸いである。(以下 略)
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よろしければ参考にして下さい。
以上
公認会計士・税理士 居関 剛一